愛知県知事から日本熱傷ボランティア協会会長に感謝状
やけどの後遺症に悩む人たちの支援を続ける『日本熱傷ボランティア協会』が創立五〇周年を迎え、その活動を評価して愛知県の大村秀章知事より上野和彦会長に十月二十九日、感謝状が贈呈されました。

会長として同協会の活動をけん引してきた上野氏は、自身も2歳の時の大やけどで頭髪の一部を失い、そのつらい経験を生かして医療用かつらを制作して設立以来、約7万人の相談を受け、約8千人分以上の制作してきました。
この日、県公館で大村知事から感謝状を受け取った上野会長は「自分のやけど体験があるからこそ今までやってこれた」と振り返る。「今後は後進の育成、そしてやけどを未然に防ぐ『やけどゼロ運動』を一層広めていきたい」と抱負を語った。
中村支部広報 林 准一

